オリンピック、株価上昇、最高収益を達成する会社が次々に現れる中、一見すると世の中は好景気に沸いているかに見えます。
確かに一部の金持ちや株で大儲けした人たちは、この世の春と言わんばかりに好景気を享受しています。
しかし大半の人たちはこれといった恩恵を受けるでもなく、会社から不当に安い給料で使われてしまっています。
それはなぜなのでしょうか?
この記事を読めば、それらの疑問や、定期昇給なしが当たり前になりつつある時代にどのようにすれば、乗り切れるのかが解ります。
そして人生が好転出来るようするには、どんな生き方をすべきか。
その疑問も解決することが出来るでしょう。
これを読んだすべての人たちが、良い方向へ人生が回るようにと願いを込めて書きました。
もくじ
定期昇給がなしが当たり前な時代
先日、とある飲み屋さんに行きました。
そこで会社の先輩・後輩同士で飲みに来た雰囲気の人たちと隣り合わせました。
そこでこんな会話をしていました。
先輩「今年は定期昇給なしらしいな、うちの会社」
後輩「業績悪くないはずなのにおかしいっすよね?納得いかないっすよ!」
先輩「そうだよなぁ。最近は株価も上がってるし景気良いはずなのになぁ」
後輩「ホント、定期昇給なしとか働く気失せますよ・・・」
こんな会話が耳に入って来ましたが、これを聞いて悲しい気持ちになりましたが、現実を悲嘆していても仕方がありません。
まずはその理由について考えて見たいと思います。
やはり会社に雇われたままでいることは、損な時代になったのだと思います。
会社と言うものがどういう存在なのか、改めて考え直す必要があると思います。
会社は定期昇給を絶対しなければならないのか?
少し調べて見ましたが、どうやら会社は必ずしも定期的に昇給をしなければならないわけではありませんでした。
会社の就業規則に昇給なしと記載しても違法にはならないし、昇給年1回と書いていても会社の業績によっては実施しないと但し書きをつけておけば定期昇給なしでも問題ないようです。
社員がどんなに不満を持とうが、経営者や株主にとってはそれで収益が上がれば問題ないわけで、必ずしも定期昇給で給料を上げなければいけない根拠はありませんでした。
仮にそこそこ業績が良かったとしても、見込んだ売上げ目標に到達していないと会社が勝手に判断すれば、業績が悪かったことにもしてしまえます。
就業規則を見ても、明確にどれくらい業績が上がれば昇給するのかまでは書いていないと思います。
私が働いていたブラック企業にも就業規則はありましたが、昇給なしと書いていました。
本当に酷い話ですが、それが今の雇用情勢を取り巻く環境なのかも知れません。
定期昇給なしを撤回させる方法はあるのか
定期昇給なしを撤回させる方法があるのか?
それについても調べて見ました。
どうやら、方法がないわけではなさそうです。
ただそれだけの労力を使ってやるべきことなのかは甚だ疑問です。
具体的に書くと、まず雇われる時にサインした契約書で昇給ありと規定されていた場合、裁判所に労働審判を求めて定期昇給で給料を上げろと会社に迫ることも出来るようです。
(その辺りの専門家ではないので、手順など詳しいことは解りません。)
昇給なしの規定だった場合、契約違反を咎めることは出来ないので、自分で労働組合を組織して、会社と団体交渉権を発動して交渉することも出来るようです。
ちなみに労働組合はその気があれば、2人から組織することが出来るようです。
(この辺も専門家ではないので、詳しいことは解りません)
どちらの方法もとても労力が掛かりそうです。
仮に成功したとしても労力に見合う正当な昇給をさせることは難しいようです
大企業の平均的な昇給額は現在の給料の額にもよりますが
2018年の実績で5000円~7700円くらい。
中小企業になると4000円~6000円くらいです。
裁判所に行って、手続きして会社と険悪になりながら裁判を戦ってもこの額です。
労働組合を組織するとなると、もっと労力が掛かりそうですが、そんな苦労をしてもこの程度の額です。
仮に初任給20万円から始めて10年、少額の定期昇給のために頑張っても、良くて毎月給料27万前後。
中小企業で安い金額しか上がらなければ、毎月24万と言ったところです。
もろもろ引かれたら、手取り額はもっと低くなります。
仮に新卒から10年、必死に頑張って働きながら、定期昇給のために更に労力を使ってもこの程度です。
本当なら、こんなことは合ってはならないし会社に対して、正当な定期昇給を要求したいところですね。
会社でサラリーマンとして働く人たちは、本当に可哀想です。
なぜ1年間必死に頑張って働いたのに、こんな扱いを受けなければならないのか。
ましてや定期昇給すらまともにしないような会社には、腹が立って仕方ありません。
会社で働く労働者は、もっと正当な評価を受けるべきです。
おそらくほとんどの人は、本音ではそんな風に思っているし、定期昇給なしなんてあり得ないと思っていることでしょう。
私もそう思っています。
定期昇給なしなんてあり得ません!(怒)
しかしみんな、そう思いつつも生活もあるし、どうしてもお金の為に我慢しなければならない。
本当に嫌な時代になったものです。
こんな不条理な現実を受け入れざる負えない労働者の人たち。
会社で頑張って働く人たちのことを思うと涙が出る思いです。
なぜこんなことが起こってしまうのか。
その辺についても、考えて見たいと思います。
会社は誰の為に存在しているのか?
会社と言うのは何の為に存在しているのか。
会社はそこで働く従業員の為に存在しているのか。
本当に口惜しい限りですが、答えはノーと言わざる負えません。
仕事が上手く回って、お金を稼げるのは、一体誰のおかげなんだ!
と会社に怒りをぶつけたいところですよね。
その気持ち本当に良く解ります。
ですが現実は残酷です。
その理由を説明していきますね。
会社と言うのは簡単に言えば、集団で組織的にビジネスをするために存在しています。
つまり集団でお金を稼ぐために存在しているわけです。
ではその会社の持ち主とは誰でしょうか?
それは会社を所有する経営者や株主です。
つまり会社と言う存在は究極的に言えば、経営者や株主がお金を儲けるために存在しています。
そこで働く社員と言うのは、あくまで会社と言う、お金を稼ぐ仕組みの中に組み込まれた歯車でしかありません。
つまり部品です。
この状況を車に置き換えて見ると解りやすいかも知れません。
まず車は何の為に走るのでしょうか。
それは人が乗って移動するためです。
ではその組み込まれた部品は何の為に存在しているのでしょう。
それは車を動かすためです。
組み込まれた部品は車を動かすために存在し、車が動くのは人が乗って移動するためです。
つまり車が走る目的は、組み込まれた部品のためではなく、それに乗った人が移動する為です。
ここで車を会社、部品を社員、乗って移動する人を経営者や株主に置き換えて見ましょう。
車が走り続ける最大の理由は、人が乗って移動する為です。
それと同じように会社がお金を稼ぐ目的は持ち主である経営者や株主がお金を儲けるためです。
結局のところ、会社はそこで働く社員の為ではなく、あくまで経営者や株主を儲けさせるために存在しているのです。
会社の存在理由はそれ以上でも以下でもありません。
決して、そこで働く社員を養うために存在しているのではありません。
会社は単に労働力として人を雇い、お金を儲けるために働かせているだけに過ぎません。
腹が立ちますが、雇われている身では文句を言うこともおいそれとは出来ませんよね。
こんな不条理がまかり通って良いのかと悔しい思いですが、これが現実なのです。
そもそも会社は信用するに値する存在なのか?
多くの人は会社に雇われて、人生の貴重な時間を提供しながら必死に頑張って働いています。
だからこそ、本来なら正当な報酬として定期的に昇給させるべきです。
ましてや定期昇給なし、などと言う事態はあってはならないはずです。
しかし現実には、会社は必ずしも定期昇給する義務もないし、社員はお金を稼ぐ仕組みの中に組み込まれた単なる部品としか思っていないため、平気で定期昇給なし、なんてことをしてしまいます。
ここで考えなければならないのは、そもそも会社を信用しても良いのかと言うことです。
会社はそれを所有する経営者や株主が儲けるために存在しています。
つまりどんなに景気が良くなって、売上げが上がったとしても、経営者がこれ以上、社員の給料を増やす必要はないと決めれば、そこで働く従業員たちの給料が上がらないことになります。
実は日本ではこういったことが至る所で起こっており、景気が良いと言う話は聞くのに、なぜか給料が上がらないと嘆く人たちが大勢いるのです。
私が飲み屋で隣り合わせたサラリーマンの先輩後輩同士も、そんな会社に泣かされた人たちなのだと思います。
会社に雇われて必死に頑張っていれば、給料はどんどん上がると信じていたはずです。
なのにその信用を裏切るように定期昇給なしなどと言うことを決定した会社に、強い不満を抱いたのでしょう。
その気持ちは本当に良く解ります。
彼らは会社を信用して、一生懸命頑張れば定期的に昇給するものだと信じていた。
しかし会社はその信用を裏切った。
その理由はそもそもの前提条件として会社の目的は社員に給料を払い続けることではなく、目的はあくまで持ち主である経営者や株主にお金を運び続け、どこまでも潤わせることだからです。
そんな会社をいつまでも信用して良いのでしょうか。
信用に値する存在なのでしょうか。
とてもじゃありませんが、信用することは出来ないと思います。
会社で働く社員など、経営者や株主からすれば、お金を作り出す為の仕組みに組み込まれた部品としか思っていない。
会社がいらないと判断すれば、あっさりと切り捨てることも出来てしまうのです。
実際に大企業と呼ばれる会社でも、40代以降の社員を平気でリストラしています。
あの経常売上げ日本トップクラスのトヨタでさえも、終身雇用は難しいと言っています。
会社で働く社員が病気や怪我で使い物にならないと判断すれば、壊れた部品を交換するのと同じように新しい人間と入れ替える。
そんな会社を信用してしまえば、これから先、大きな損失を被ることになりかねません。
定期昇給なしが当たり前な時代なら、逆に会社に頼らない新しい働き方をするべき
こんな理不尽な会社をいつまでも信用してはいけません。
ひとつの会社で必死に頑張る時代は終わりを迎えています。
最近、雇用の流動性と言う言葉を良く聞くようになりました。
雇用の流動性を高める必要があると、数年前から有識者の間でも議論されるようになりました。
もしかしたら、あなたも知っているかも知れませんが一応、解説しておきます。
「雇用の流動性を高める必要がある」と言うのは、要するに従来のように特定の会社に所属して一生そこで働くと言う生き方ではなく、もっと自由な働き方を推奨しなければならないと言う考え方です。
表向きは何となく、それも良いのでは?と思うかも知れませんが、本質的な思惑はまったく別のところにあります。
雇用の流動性などと解りにくい言葉で表現していますが、要するに一般的なサラリーマンのように、正社員として働くやり方は止めてくださいと言うことでしょう。
これは会社からの明確な正社員切り捨て宣言のようにも思えます。
正社員として、固定の人件費が掛かる働き方をされると、会社はこの先、儲けることが出来なくなったと言うことです。
だから必要な時だけ働いてくれて、必要が無いときは余計な人件費を払わずに済むように、どこかよそへ行って働いてくれと言うこと。
こういったことを可能にするように、世の中の仕組みを作り直したいと言うことです。
派遣と言う働き方が登場した背景にも、このような思惑があったのでしょう。
これは会社のように人を雇う側からすれば、とてもありがたいシステムです。
必要な時だけ利用できる労働力を確保出来るわけですからね。
特に単純労働を軸とする労働力を確保しようと思った時は非常にコストパフォーマンスが良いシステムです。
しかしこのシステムが普及すると雇われる側は、常に不安定な状態に晒されることを意味します。
事務職やドライバー、工場勤務者、店舗店員、それ以外にも引き継ぎさえ済ませれば、いくらでも替えの効く仕事をする人たちは常に不安定な状態を余儀なくされると言うことです。
これからの時代、ひとつの会社で頑張ろうとする人たちはどんどん追い詰められ、大きな損失を被る可能性が高くなります。
仮に少し昇給したとしても、追い詰められる状況に変わりはないと思います。
また一度、記事にしましたが、サラリーマンのように特定の会社で働く人たちが、副業として週末起業をせざる負えない時代にもなりつつあるのだと思います。
しかし会社に雇われる生き方とは逆の生き方。
会社に雇われる生き方に見切りを付けて、自分の身は自分で守る方向へ舵を切る人たちは、これからの時代、圧倒的に有利な立場に立つことになります。
会社に雇われて必死に頑張れば、定期的に自動で給料が増えていく時代は終わりつつあります。
定期昇給なんてものを期待する生き方では、不幸を加速させるだけです。
手遅れになる前に現実を直視し、生き方を改めるべき時です。
会社に頼らない新しい生き方に方向転換すべき時
会社を信用することは出来ない。
ならば会社に頼らず、自分や家族のことは自らの力で守る方向へシフトすべきです。
ですが、だからと言って、すぐに会社を辞めるような決断は出来ないと思います。
定期昇給がないなんて、そんな会社許せない!辞めてやる!と思う気持ちは良く解ります。
しかし建前上は生活もあるし、どうしたってお金は必要です。
だからこそ、会社に納得のいかない待遇をされても、我慢せざる負えないのだと思います。
そこで私がおすすめしたいのは、インターネットを使った働き方で会社に頼らずに自らの力で生きる道です。
幸い、今の時代はただの一個人でもインターネットを使えば、割と短期間で会社に頼らずとも生きていけるようになる下地が作れてしまいます。
もちろん他に仕事をしながらでも、やることは出来ますし、インターネットの性質上、蓄積が可能となるので、徐々に自分のペースで取り組むことも出来ます。
しかしこの生き方にはデメリットもあるので、私もすべての人におすすめしようとは思いません。
ただそんなデメリットを補って、余りあるほどのメリットが存在することも確かです。
なので、まずはデメリットについてお伝えしようと思います。
デメリット1:『しっかりとしたやり方を覚えずに適当に始めてしまうと上手くいかない。』
どんな仕事でもそうですが、やはり最初はキチンとしたやり方を学ぶ必要があります。
普通に会社で雇われて働く場合、まったくの未経験者であっても、そこにいる先輩や上司から仕事を教わることが出来ます。
しかしインターネットを使った仕事は、あくまで個人の力で会社に頼らず生きようとするため、どうしても自らの意思で最初だけはキチンと学ぶ必要があります。
しかしそれらの学びは本質的にインターネットでお金を稼ぐための知識やスキルなので、一度身に付ければ、将来に渡って、お金を生み出してくれる資産へと変貌します。
つまり自分の頭に知識を蓄えることによって、資産を作り上げると言うことです。
これは一生涯に渡ってお金を生み出してくれる大きな資産になります。
デメリット2:『いきなりお金を稼げるわけではなく、お金を稼ぐには一定の水準まで作業を積み上なくてはならない。』
こんなデメリットもあります。
会社に頼った生き方であれば、まったく仕事の出来ない新人であったとしても、すぐにそれなりのお金が貰えます。
その額に納得出来なくても、多少の報酬を貰うことが出来ます。
しかしインターネットを使った仕事は、あくまで会社に頼らない生き方であり、自らの力でお金を稼ぐことになる為、どうしても一定水準まで成果を積み上げる必要が出て来ます。
それもデメリットのひとつです。
こんなデメリットはありますが、しかしそれを補って余りあるメリットもあります。
それは圧倒的に自由な状態で仕事が出来ることです。
基本的にインターネットを使った仕事は、どこでも出来るので、場所を選ぶことがありません。
自宅でもお気に入りのカフェでも自由に仕事を進めることが出来ます。
また時間にも制限がありません。
自分がやりたい時にやってやりたくない時はやらない。
もちろんキチンと作業をし、成果を積み重ねて行かなければなりませんが、マイペースに誰の命令も受けずに自由に出来ることは、大きなメリットだと思います。
嫌な上司も同僚もいないので、その分、快適に仕事が出来ます。
また作業を蓄積させることが出来るので、一度積み上げた成果は無駄になりません。
例えば、ブログで情報発信型のネットビジネスの場合はどんどん記事を書けば書くほど、蓄積が貯まることになります。
するとある一定の水準に達すると、アクセスが集まるようになり、そこから報酬を獲得することが出来るようになります。
一度、そこまで成果を積み上げてしまえば、自分で記事を消さない限り、24時間365日、あなたの為にお金を稼ぎ続けてくれることになります。
すると今度はほとんど手を掛けなくても、お金が稼げることになります。
つまり不動産収入のように、自動で収入が入ってくることになります。
これも大きなメリットです。
収入を増やしたければ、どんどん良い記事を蓄積させて行けば、利益は青天井です。
つまりリミットがないと言うことです。
実際、副業からネットビジネスに挑戦し、いつしか本業の収入を超えてしまった為、本業を辞め、ネットビジネスだけで生活している人たちも大勢います。
会社に雇われて、理不尽な現実に耐えるよりも、このような生き方に触れて見て、挑戦するのも悪くないと思います。
また流石に無料でやるには手間も時間も掛かってしまうので、最初にある程度、投資も必要ですが、それも、高校生のお小遣い程度の金額で始められます。
なので仮に1度や2度失敗したとしても、ほぼノーダメージで再チャレンジ出来ます。
このようにほぼノーリスクで始められるのも、ネットビジネスの大きな特徴のひとつです。
私はこのネットビジネスによって、会社での過酷な労働から解放されました。
どんなものか一度、覗いて見るのも悪くないと思います。